「写真作品創作塾」8回目。「撮影技術によって独創性を演出して撮る」
国際文化カレッジ「写真作品創作塾」。8回目の提出を行いました。
提出した写真と添削結果を記録していきます。
2015.01.08 提出。
2015.01.24 返却。
単元8 提出した写真と添削結果
イ. 生命の放物線
選んだ演習テーマ:演習44 遠近感を強調して撮る作品
評価: A-
講評
水鳥の配列が美しいラインになっていて、珍しい写真になっています。
池の映り込みもきれいです。
ただ、ピントが浅いのが気になります。
撮影時の焦点距離がわかりませんが、
広角レンズにて、少し絞り込むようにすると、
遠近感が強調されると同時に、全体にシャープ感が出て、
さらによかったと思います。
ロ. 秋からの贈りもの
選んだ演習テーマ:演習44 遠近感を強調して撮る作品
評価: A-
講評
手前の赤いもみじの葉がポイントになっていて、
上手く画面構成しています。
広角レンズにより、遠近感が強調された画面になっています。
ただ、レンズに強い光が入っているため、
画面が不鮮明になっているのが気になります。
このような逆光の場合は、できるだけ有害な光が入らないように、
フードなどで、ハレーションカットをしたほうがよいでしょう。
ハ. 遠近感
選んだ演習テーマ:演習44 遠近感を強調して撮る作品
評価: B
講評
ベンチの連なる姿を中望遠レンズでねらっていますが、
ベンチの形が強調された写真になっているものの、
肉眼視に近い自然な感じの遠近感になっています。
遠近感を強調するには、
広角レンズを使用することが、前提になります。
レンズの特性で手前が大きく写り、
遠くのものが小さく遠ざかることで、遠近感が強くなります。
総合評価: A-
全体講評
この様に、同じ被写体でも、
レンズワークの表現方法、撮影技術によって、
全く違った感じの作品になりますので、
まず、被写体をよく観察の上、
どの様に表現するかを、イメージしてから写すことが大切です。
そして、できるだけ独創性のある作品制作を心掛けましょう。
今回も、ありがとうございました。
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