「写真作品創作塾」2回目。「構図・構成を研究して撮る」
国際文化カレッジ「写真作品創作塾」。2回目の提出を行いました。
提出した写真と添削結果を記録していきます。
2014.07.15 提出。
2014.08.01 返却。
単元2 提出した写真と添削結果
イ. 濃緑映える水面の訪問客
選んだ演習テーマ:演習10 対称形の構図で撮る作品
評価: B
講評
水面に反射した鴨が対称構図になっています。
水面にできた波の様子も美しいですね。
鴨にはしっかりとピントも合っていますし、
毛色も美しい仕上がりです。
ただ水面の反射が強く緑色が飛んでしまっていますので
補正を少し抑えて色を落ち着かせておくとよいでしょう。
水が画面いっぱいに入りますから
PLフィルターを使用してもよかったでしょう。
ロ. 閑静な竹の道へのいざない
選んだ演習テーマ:演習9 三角形の構図で撮る作品
評価: A-
講評
竹塀の垂直と斜線がよく表現できています。
竹の垂直も良く出ていますね。
構図は安定感もありますし、
奥行きを感じさせる仕上がりになりました。
手前の木の杭ですが、手前で大きくなりますし、
奥の風景を遮断してしまっています。
カメラ位置を工夫して手前をすっきりとさせましょう。
石畳の色がやや明るいので、
もう少しマイナス補正をしてもよいですね。
ハ. 東海道本線車内から望む「台風一過」
選んだ演習テーマ:演習13 黄金分割で撮る作品
評価: B+
講評
窓を対称にして対称構図にまとめている面白い作品です。
台風の後の澄んだ空の青が印象的ですね。
奥の風景全体が明るくなっていますので、
もう少しマイナス補正をして色を落ち着かせおくと良いでしょう。
特に水の色は飛んでしまっていますから
露出をしっかりと測光しておくとよいですね。
PLフィルターで反射を抑えてもよいでしょう。
窓の正面から狙い、しっかりと対称にすると安定感が出てきます。
総合評価: A-
全体講評
構図に関しては、おおよそ理解されています。
写真は、構図や構成によって仕上がりもかなり変わってきます。
一つの被写体でも色々なアングル、カメラポジションで狙ってみましょう。
また、主役以外の脇役、空間使いにも工夫をしていきましょう。
講師の先生からの講評に、頻繁に
「PLフィルターで反射をおさえてもよいでしょう」
という文言がでてきますね。
PLフィルターの存在は、カメラ雑誌などを読んで知ってはいるのですが、
使いこなせるかなぁ〜と思い、購入を少し躊躇しています。
でも、数千円で購入できますから、そろそろチャレンジしてみましょうかね。
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